知能のせいにする人しない人
知能のせいにする人しない人
「私は頭が悪いから~」
「私は知識がないから~」
「私はスキルがない~」
などは、失敗体質の人のよくある言い訳です。
「あ~耳が痛い、、、」と思った方は
この記事の続きを読んでいただければ
グッと成功体質になれます。
冒頭の言い訳は、
自分の「知能」に関することです。
どうしてこういう発想をしてしまうのでしょうか?
目次
「学歴社会」の影響は大きい
自分の「知能」をいいわけにしてしまう理由の1つに
「学歴社会」があります。
ご存知のとおり「学歴社会」とは、
学歴によって収入や社会的な地位、
人の評価が決められてしまう社会システムの名称です。
これは日本だけではなく
他の先進国も同様です。
ちなみに、日本は他の先進国より
学歴による収入の差は
他の先進国ほど生じません(特に男性)。
学歴社会では「いい大学に入ること」が
まるで人生の目的のように学校で教わります。
しかし、人生の目的がそれと思ってしまうと
失敗体質になってしまいます。
例えば、あなたも経験があるかもしれませんが、
他人と最終学歴の比較をしたことはないでしょうか?
自分より最終学歴が高い人を見ると、
学歴だけで
「自分より頭がいい人」とか「自分よりできる人」
と判断してしまう人は多いでしょう。
また、自分と他人ではなく、
他人と他人の比較をした経験もあると思います。
実際に学歴によって、
社会的な立場が変わることはあるでしょう。
特に政治はその傾向が強いですよね。
だから、学歴社会が強く根付くのでしょう。
学歴と成功は関係ない
しかし、考えてみてください。
学歴が、成功とどう関係があるのでしょうか?
まず、学歴を人と比べること自体やめなくてはなりません。
前述したように、
比較対象が自分よりも高学歴であれば
人を過大評価し過ぎるかもしれません。
また、逆に自分を過小評価しかねません。
自分の評価をするのは、
自分ではなく周りの人です。
これは非常に重要な事です。
もう一度書きます。
自分の評価をするのは、
自分ではなく周りの人です。
周りの人が、あなたを学歴で評価するなら別ですが
そのようなことはまず起こりません。
人は、その人の人間性を見ます。
人生に関わる人や友人を最終学歴では選ばない
あなたは人生に関わる人や友人を、
最終学歴では選んでませんよね?
例えば、あなたがセールスをされたとしましょう。
その時に、いきなりセールスマンが
「私は◯◯大学出身の〇〇というものです。」
とは言わないはずです。
友達になる時も同様です。
いきなりの挨拶で、
「私は◯◯大学出身の〇〇です。」
とは言わないでしょう。
私は一応大学は出てますが、
成功を目指す過程において
大学出身であることを利用したことはありませんし
それが重要だと考えたことがありません。
もちろん、学歴が成功にまったく関係ない
とは言いません。
ただ、あなたの成功に対して取り組む過程には
学歴以上に大事なものがあるのです。
成功に必要な学歴以上に大事なもの
知識やスキルも努力次第でどうにでもなります。
知識やスキルは継続です。
例えば、一流大学を卒業し、
一流企業に就職した人がいるとします。
学歴社会で言う成功街道です。
しかし年功序列が崩壊し、
不景気になり事業は縮小。
10年間働いた後にリストラされました。
リストラの理由は、
学習やスキルアップをまったくやってなかったことで
使えない人間だと判断されたためでした。
その後、転職先を探します。
しかし、いいところが見つからず
フリーターでつまらない毎日を送っています。
対してもう一人は、高校を卒業後
下積みで安い給料で働いていた人の例です。
10年間、安い給料で働きながら、
仕事の時間外でも知識やスキルを磨き続けました。
目標は自分が好きな仕事ができるお店を持つことでした。
雇われていた時も、
お客さんのためを思い一所懸命働きました。
その後、会社を辞め
念願の独立をしました。
前のお客さんやその紹介などですぐに軌道に乗り
事業は拡大しました。
学歴や知識やスキルがないと成功できないという固定観念は捨てさろう
もしあなたに
「最終学歴が高くないと成功できない」
「知識やスキルがないと成功できない」
という固定観念があれば、
早めに捨て去ることをお勧めします。
人と比較しても意味がありません。
人を過大評価し過ぎたり、
自分自身を過小評価してはいけません。
なお、知識やスキルは
実はあなたが考えているほど成功に必要ありません。
それは、知識がなければ
知識がある人に聞いたり調べたりできます。
スキルがなければ、
スキルがある人に頼むことも出来ます。
ヘンリー・フォードとスティーブ・ジョブスが証明したもの
次の例がそれを証明します。
ヘンリー・フォードは、
シカゴの新聞社に「無知な人」と中傷されたことで
新聞社を名誉毀損で訴えました。
新聞社側の弁護士が、
記事の正当性を証明するために
くだらない質問をフォードに浴びました。
それに対しフォードは
「私はすべての知識を知る必要はない。
なぜなら私のデスクには沢山のボタンがある。
ボタンを押せば補佐役を呼び出せ、
どのような質問にも答えられる。」
と答えたのです。
スティーブ・ジョブズは
一流のエンジニアではありませんでした。
しかし、彼のアイデアにより世界に革命を起こした
iMacやiPod、iPhone、iPadが生まれました。
成功に必要な知識やスキルを
学び続けることは大切です。
それとは別に、成功するために大事なのは
知識やスキルをつなぐアイデアや考えの部分です。
知能のせいで成功できない、
ということは一切ないのです。
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